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13件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1997-06-16 第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第7号

しかし、人が脳死状態に陥り蘇生限界点を超えたと判定されたときに、その患者脳死状態からの臓器提供意思を書面で表示していた場合に限り、その意思に従い医師臓器を摘出することを法で認めることは許されるという意見を表明しています。日弁連は、それを法律で明確に規定することが必要と考え、死体からの移植脳死状態にある者の身体からの移植を書き分けた、脳死を人の死としない臓器移植法案を提案してきました。

岩田研二郎

1997-06-16 第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第7号

いわゆる今の医療救急医療の日大の林先生の言われている脳の低体温療法蘇生限界点が少しずつ動いているんじゃないかという指摘もございます。  それで、今後、脳死判定基準の柔軟な見直し、それから脳死判定の厳しい第三者機関チェック等が私は必要になってくるのではないかと思うんですが、本法律案が成立するかどうかは別として、こうした動きについて大臣の御所見を伺って、私の質問といたします。

中尾則幸

1997-06-11 第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第6号

植物人間だとか脳死状態、または脳低体温療法蘇生限界点不可逆的な状態である等々の言葉が多く論じられております。これは国民の耳に本当に理解されて入ってくるのかどうかということについて御意見を伺いたいと思っていたのでございますが、時間もございませんので、もっと大切な方に移らせていただきたいと思っております。  

南野知惠子

1997-06-11 第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第6号

ただ、今もお話がありましたが、私の理解では、脳低体温療法についてはかなり適用すべき症例も限度があるというふうに聞いておりますし、そういう意味で、しかも脳低体温療法蘇生限界点そのものをぐっと動かしたというふうには今のところ私は理解しておりません。  その辺についてはそういう留保をしておきたいと思いますが、基本的なお考えはおっしゃるとおりだと思います。

朝日俊弘

1997-05-19 第140回国会 参議院 本会議 第26号

脳低体温療法によって蘇生限界点が延びてきた今日、望ましい臓器を確保するために救急医療が途中で打ち切られるおそれがあるのではないか、蘇生可能性のある患者が助からなくなるのではないかとの指摘もございます。  現在、竹内基準が世界的に最も信頼できる基準であると言われていますが、蘇生限界点医学進歩によって今後とも延びていくものであると思います。

関根則之

1997-05-19 第140回国会 参議院 本会議 第26号

いわゆるポイントオブノーリターン、既に蘇生限界点を超えて二度と生き返ることがない状態を指します。それに対しまして、医学医療蘇生限界点の拡大を追求し、患者の命を救うことが使命であります。そのような立場に立てば、脳死を人の死とすることで医学進歩が阻害されるとはないと考えております。  

矢上雅義

1997-04-15 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第16号

その観点からいって、脳死皆さん言葉で言うならば脳死状態というのは、蘇生限界点を超えたところであるということを明確にしておられます。蘇生限界点を超えた状態であったとしても、皆さん方のお考えではまだ生がある、そのお考え、それは皆さん方だけではなくて、先ほどからも申しておりますように、三〇%という国民方々は、脳死を死ではない、そういう感情的にお考えになっているということについては理解できる。  

五島正規

1997-04-15 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第16号

このことは、この委員会でも何度も問題になったわけでございますが、聴性脳幹誘発反応、全国の病院で九三%あるというふうな話もございましたから、やはりそういったこともきちっと、これは基本的にいよいよの専門家竹内先生を初め診断基準を決められた方々が決める問題だというふうに思うわけでございますが、ポイントオブノーリターン、いわゆる蘇生限界点を過ぎれば、絶対にこれはもう脳死から戻ることはないのだ、こういった

自見庄三郎

1997-04-15 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第16号

安楽死の場合と脳死の場合は蘇生限界点が同じだと申しましたけれども、正確に言うと、私の言った趣旨は、もう生き返る見込みのないという意味で申しましたので、脳死の場合は蘇生限界点を超えている、しかし、安楽死の場合は蘇生限界点は超えてはいませんが、同じくもう死に行く人という意味で申しました。  失礼いたしました。

北村哲男

1997-04-08 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第13号

私のお聞きしておりますのは、違法性阻却論という言葉を使うということであるとするならば、当然、蘇生限界点を超えているところにおいても医者に対して医療継続義務があるという立場に立つのだろうというふうに思うわけですが、現実問題として、蘇生限界点を超えた、すなわちその患者さんは既に生の側に戻ることが不可逆的にないという状況判断された段階において法的に医療継続義務というものが医師にあるのかどうか、そこのところをお

五島正規

1997-04-08 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第13号

それは、あくまでも健常時における提供意思がある、それでそういう不可逆的な状態蘇生限界点を超えた状態になれば摘出しても違法性を阻却されるという点で言っているので、治療義務との関係で違法性を言っているわけでも何でもありません。ですから、その点は違いがある。違法性阻却を言うからには治療義務があるだろうというふうに御質問ですが、そういうふうにつなげているわけではありません。

石川元也

1997-04-01 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第10号

ただし、そのことについて、委員が御承知のように、救急救命医社会的機能としては、もともと蘇生限界点を追求するというところに社会的任務を持っています。一方、臓器移植をする医師の側からするならば、自分の持っている移植以外に助からない患者を救命するということに対して、そのことを第一義的に考える。

五島正規

1997-03-19 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第6号

この療法によりまして蘇生限界点がやはりあちらの方へ伸びていくというふうなことであって、今の委員お話のとおり、いわゆる稜線の向こう側に落ちるということは脳死に至るというふうなことでありまして、それをこの新しい療法によって相当引き延ばすことができるといいますか、むしろ、こちらの方向に引っ張ってくる可能性もあるというふうなことであろうかと思います。

山口俊一

1997-03-18 第140回国会 衆議院 本会議 第18号

救急医療は、大変な進歩の中で、先ほどの御意見の中にもございましたが、間違いなく蘇生限界点を大きく広げ、その中で医学の勝利というものに向かって大きく貢献していると考えています。しかしながら、残念ながら、救急救命医療敗北としての脳死というものは、現実に起こってくるわけでございます。したがって、この両者が相反するものでないということは当然でないかというふうに考えております。  

五島正規

1996-07-12 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第31号

お手元に配りました資料の六枚目の、ポイントオブノーリターンというこれまで言っている概念が最近ではゾーン・オブノーリターン蘇生限界点から蘇生限界域というふうに変わってきているということを確認しておく必要があるのじゃないかと思います。また、脳死判定基準に基づけば、人の死の時刻を医師判断で適当に変えられるということがございます。これは人の死と呼ぶべきではないのじゃないかと思っております。  

松本文六

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